40歳からのインターネット入門F

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個人ページ立ち上げを決意

社長と話しているうちに、昔の苦しかったが、楽しかったインターネット過渡期、黎明期のことを思い出していた。

わたしも自分のホームページを持ちたくなった。

思えば、今までやっていたのは、会社の内部や、組合のホームページであって、自分のものを持ったことは無い。 会社のパンフレットをデータ化したことはあっても、自分の言葉で自分を語る場というものを持ったことが無い。

20年近くパソコンをやっていて、自分のホームページすら無いのは、寂しい限りだ。

もうひとつ動機があった。

その社長の会社のページを活性化することを考えて、 「全部無料でできる行列のできるホームページ」という本を買って読んだ。

無料でできる色々な機能やサービスが掲載されている本である。 無料で提供している掲示板やカウンタなどのCGIプログラムや画像素材、 HTMLエディタ、フォーム作成サービスやJavascriptのサンプル等・・・

世の中には、こんなに奇特な人もいるんだなあ、と思った。

わたしが団体のホームページを立ち上げた頃は、 アクセスカウンタぐらいは存在したが、それ以外のものはまず存在しなかったので、 同じことをやろうとすれば、膨大な開発費用がかかっただろう。

画像の素材集やjavascriptなど本を何冊も買っていたぐらいだから・・・。

最近、ごく普通の主婦が、うちの女房のところへホームページを立ち上げましたといって、 掲示板などを普通に設置しているのだが、こういうサービスを使っているんだと初めて知った。

これも、3年間のインターネット空白期間の間のギャップだな。

でも、これなら自分でホームページを立ち上げるのは、そんなに大変ではないだろう。

よし、ホームページを作ろう。

夕日に向かって、巨人の星の飛雄馬のように目に炎が燃えている。

わたしも、自分のサイトは「ごちゃごちゃ」な内容で、最大2クリックで内容が表示されるようにしようと思った。

そもそもインターネットとはHTMLの名のごとく

Hyper Text Markup Language。つまりテキスト連携が基本なのだ。

いわゆるクールなサイトというものをわたしは誤解していた。

確かにネットサーフィンをしていて、クールなページに出くわすことはある。 でも、アニメーションや音楽などがあるページが本質的な知識として必要だろうか?

商用のページやデザイン関係、それからパンフレットを貼り付けたような企業ページもクールである。 いわゆるホームページ作成の業者に依頼したものだ。

そういう企業のページが一番つまらない。

特殊なデザインのためのページや音楽配信のサイトならそれも必要だろうが、 わたしがホームページを作る時に必要性は無いと判断した。

個人の場合、クールなページもあるが、 HTML剥き出しのものとやたら画像やら背景色やら動きのあるものを統一性無く貼り付けたものが多い。

そういうページを反面教師にしよう。背景は白しかない。

 
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